降圧利尿剤による血中濃度が低下するのはどれか？

看護師国家試験 第103回 午後31問

降圧利尿薬により血中濃度が低下するのはどれか。 尿中へのナトリウム排泄が増大するため血中ナトリウム濃度は低下する。

看護師国家試験 過去問題 2016年度（第105回）版

グレープフルーツに含まれる成分が、肝臓でのカルシウム拮抗薬の代謝を阻害し、薬物の血中濃度を高めてしまう。 結果として血圧が過度に下がってしまうことがあるので、一緒に摂ってはいけない。

循環調節

神経性調節 神経性調節を担うのは自律神経で、交感神経と副交感神経です（表3）。 交感神経^※1の興奮は心拍数を上昇、心収縮力を増加、血管を収縮させることで血圧を上昇させます。

インスリンとは？特徴・種類・注意点

血糖を下げる仕組み インスリンは、すい臓のベータ細胞で作られるホルモンです。 糖分を含む食べ物は消化酵素などでブドウ糖に分解され、小腸から血液中に吸収されます。 食事によって血液中のブドウ糖が増えると、すい臓からインスリンが分泌され、その働きによりブドウ糖は筋肉などへ送り込まれ、エネルギーとして利用されます。

看護師国家試験 第110回 午後13問

甲状腺ホルモンの主な機能は熱量産生、基礎代謝亢進である。 分泌低下（甲状腺機能低下症）は低体温を引き起こす。

看護師国家試験 第99回 午前26問

水・電解質の調節は、ホルモンの影響を受けて腎臓がその排泄量を調節することによって行われている。

二次性高血圧

原発性アルドステロン症は、高血圧患者さんの5－10％を占めているといわれており、代表的な二次性高血圧です。 腎臓の上に位置する副腎から、アルドステロンという血圧を上昇させるホルモンが過剰に分泌されることにより、高血圧を呈します。 その結果、腎臓で産生されるレニンというホルモンの分泌が抑制されて低値になります。

看護師国家試験 過去問題 2019年度（第108回）版

毛細血管透過性の上昇は、毛細血管からの血漿成分の流出量を増加させ、浮腫の原因となる。 炎症などに伴う浮腫がこれにあたる。 低アルブミン血症になると、血漿膠質浸透圧が低下するために毛細血管で間質液の再吸収がされにくくなります。

看護師国家試験 過去問題 2018年度（第107回）版

更年期の女性で増加するのはどれか。 女性の更年期には、エストロゲンやプロゲステロンといった卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少するのに伴い、下垂体前葉からの卵胞刺激ホルモン（FSH）や黄体形成ホルモン（LH）（両者を合わせてゴナドトロピン＝性腺刺激ホルモンという）の分泌が増加する。

ホルモンの病気と糖尿病

血糖を上げる作用に影響があるホルモンには成長ホルモン、副腎皮質ホルモン（コルチゾール・アルドステロン）、副腎髄質ホルモン（カテコールアミン）、甲状腺ホルモン、グルカゴン、ソマトスタチンなどがあります。 これらのホルモンが必要以上にたくさん分泌されると血糖値が上昇します。