血圧上昇のメカニズムは?
Wed, Sep 28, 2022 12:42 PM
Dale6. 血圧上昇のメカニズム(原因)
血圧は心拍出量の増加と末梢血管抵抗の増加 心拍出量の増加には、腎機能の低下などにより体内のNaが増加し、体液濃度を一定にするために水分が増加し、これに伴い血液が増加することが関わっています。 末梢血管抵抗の増加には、動脈硬化により血管内腔が狭くなることなどが影響しています。
関連する病気
血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありませんが、血糖値を上げるホルモンは複数あります。 血糖を上げる作用に影響があるホルモンには成長ホルモン、副腎皮質ホルモン(コルチゾール・アルドステロン)、 副腎髄質ホルモン(カテコールアミン)、甲状腺ホルモン、グルカゴン、ソマトスタチンなどがあります。
副腎機能不全 (ふくじんきのうふぜん)とは
糖質コルチコイドの代表的なホルモンであるコルチゾールは、体内に塩分を保持して血圧を維持し、血糖を上昇させる働きがあります。 このホルモンが欠乏した場合は、倦怠感が出現して低血圧・低血糖となります。 極端に欠乏すると、血圧が維持できずショック状態となり、生命の危険にさらされます(副腎クリーゼ)。
医療用医薬品 : アドレナリン
糖尿病の患者[肝におけるグリコーゲン分解の促進や,インスリン分泌の抑制により,高血糖を招くおそれがある.] 心室性頻拍等の重症不整脈のある患者[本剤のβ刺激作用により,不整脈を悪化させるおそれがある.]
高血糖について詳しく知ろう
高血糖の主な原因は、遺伝的な要因のほか、肥満や過食、運動不足、ストレス等、いわゆる生活習慣が関係しているといわれています。 生活習慣の乱れによって、血糖値をコントロールするインスリンの働きが悪くなり、血糖値が上がりやすくなり、高血糖となるのです。
看護師国家試験 過去問題 2008年度(第97回)版
女性の更年期障害に最も関与するのはどれか。 女性ホルモンであるエストロゲンは閉経が近づくと減少し、その影響で更年期障害がおこりやすくなる。
知ってほしい血糖値のお話 vol.1 空腹時血糖と食後血糖について
空腹時(10時間以上絶食)の血糖値は70〜90mg/dLです。 空腹時の血糖値が100mg/dLを超えると、“少し高め“といわれます。 空腹時の血糖値が110mg/dLを超えると、“糖尿病予備軍“です。 空腹時の血糖値が126mg/dLを超えると、“糖尿病型“となります。
血糖値についてのあれこれ
肝臓では取り込んだブドウ糖をグリコーゲンに変え貯えておき必要なときにエネルギーとして使うために体内に放出します。 筋肉でもエネルギーとしてブドウ糖を吸収します。 脂肪細胞もブドウ糖を取り込んで脂肪に変えて貯えます。 このように食後に増加した血糖はインスリンによって速やかに処理され血糖値は一定に保たれています。
インスリンの働き
インスリンは膵(すい)臓で分泌され、肝臓から血流にのって全身に送られる過程で、インスリンに感受性のある肝臓、筋肉や脂肪組織の細胞に存在するインスリン受容体と結合し、ブドウ糖の細胞内への取り込み、細胞のエネルギー源としての利用、グリコーゲンや脂肪としての貯蔵促進などに働くのです。
低血糖症・血糖値スパイク
さらに、血の中の糖分が低すぎると、身体は「危険だ!!」と察知して、血糖値を上げるホルモンを放出します。 代表的なホルモンが、アドレナリンです。 アドレナリンは朝おきて「よし、がんばるぞ〜!」という時や、戦いの時に分泌されます。
糖尿病性神経障害
糖尿病性神経障害は主に2つの障害が発生します。 自律神経障害:胃腸や心臓などの内臓の働きを調節している神経に起こります。 症状は、立ちくらみ、排尿障害、下痢、便秘、勃起障害などが現れます。 感覚・運動神経障害:手足の感覚や運動をつかさどる神経に起こります。