新型コロナウイルスのワクチン4回目はなぜ打った方が良いのでしょうか?
Mon, Sep 26, 2022 12:31 AM
Taraなぜ、追加(4回目)接種が必要なのですか。
新型コロナウイルス感染症は、高齢者ほど重症化しやすく、一定の基礎疾患を持つ方についても重症化しやすいことが明らかとなっています。 このようなデータや諸外国の動向等を踏まえ、新型コロナウイルスに感染した場合の重症化予防を目的として、4回目接種を実施することとなりました。
追加(4回目)接種はどのような人が対象になりますか。
4回目接種は、重症化予防等を目的として実施しています。3回目接種から5か月以上が経過した、①60歳以上の方、②18歳以上60歳未満で、基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方、医療従事者等及び高齢者施設等の従事者、が対象です。
副反応は1回目の接種後より2回目の接種後の方が強いと言われるのは
1回目のワクチン接種でいくらか免疫がつくことで、2回目の接種の方が、免疫反応が起こりやすくなるため、発熱や倦怠感、関節痛などの症状が出やすくなります。 mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの接種に伴う軽い副反応の症状は、1回目の接種後よりも2回目の接種後の方が頻度が高いことが分かっています。
新型コロナウイルス感染時に獲得されたウイルスに対する抗体は
発表のポイント 新型コロナウイルスに感染した場合、発症10日目くらいにはウイルスに対する抗体が検出され、抗体価は発症20日目くらいにピークに達しました。 抗体価は時間と共に低下しますが、その低下速度は一定ではなく徐々に緩やかになっており、発症から3~6か月後でも抗体は維持されていました。
4回目接種の効果
3回目接種のみと比べた4回目接種効果は、感染予防効果がファイザー社製が30%、モデルナ社製が11%であった。 発症の予防効果はそれぞれ43%と31%であった。
追加(3回目)接種では、どのワクチンが使用されますか。初回
3回目接種に使用するワクチンは、初回接種に用いたワクチンの種類に関わらず、ファイザー社、モデルナ社又は武田社(ノババックス)のワクチンを用いることとされています。
日本で接種が進められている新型コロナワクチンにはどのような効果
効果の持続期間については、臨床試験後の追跡調査によると、ファイザー社のワクチンでは2回目接種後2か月から4か月時点での発症予防効果は90.1%であったところ、4か月から6か月時点での発症予防効果は83.7%との報告があり(※11)、モデルナ社のワクチンでは、2回目接種後2か月から4か月時点での発症予防効果は94.0%で ...
ファイザー社のワクチンは、通常、1回目から3週間後に2回目を接種する
なお、標準の接種間隔を超えても、2回目の接種を受けることができます。 ファイザー社のワクチンは、標準として、1回目から3週間後(3週間後の同じ曜日)に2回目を接種することになっています。
子どもはワクチンを接種することができますか。
現在、ファイザー社のワクチンは5歳以上、モデルナ社及び武田社(ノババックス)のワクチンは12歳以上が接種対象となっています。
ワクチン接種後に新型コロナウイルスに感染することはありますか。
モデルナ社の新型コロナワクチンは、通常、4週間の間隔で2回接種します。 臨床試験において、本ワクチンの接種で十分な免疫が確認されたのは、2回目を接種してから14日以降となっています。 また、ワクチンを2回接種した場合の有効率は約94%と報告されており、100%の発症予防効果が得られるわけではありません。