正円窓の構造は?
Mon, Oct 24, 2022 08:20 AM
Donna正円窓とは
中耳と内耳は二つの窓でつながっている。 一つの窓(卵円窓,前庭窓ともいう)にはあぶみ骨が,他の一つ(正円窓,蝸牛窓ともいう)には薄い膜があって,鼓膜の振動にうまく応ずる構造になっている。 中耳の急性の炎症は急性中耳炎で,原因は耳管を通じて咽頭から入った細菌による炎症である。…
三半規管の役割 三半規管に障害が起こると? 耳の構造・機能とは
三半規管は、「外側半規管」「前半規管」「後半 規管」の 3 つの半規管の総称です。 すべての半 規管は、頭が回転するときの方向と速さを感知 する役割があり、外側半規管は水平回転(左右、 横方向の回転)、前半規管と後半規管は垂直回転 (上下、縦方向の回転)を感じ取ります。
聴神経腫瘍(耳鼻咽喉科)
聴神経とは、聞こえの情報を脳に送る蝸牛(かぎゅう)神経と平衡感覚についての情報を送る前庭(ぜんてい)神経との2種類の神経の総称です。
外傷性鼓膜穿孔とは(症状・原因・治療など)
鼓膜に穴が開くと、その瞬間に激しい耳の痛みを覚える。 そして出血、耳鳴りや難聴といった症状が起こり、耳がふさがっているような感覚に陥ることもある。
急性中耳炎と滲出性中耳炎(症例)
右鼓膜は、赤くなり盛り上がっていますが、急性中耳炎1に比べると、赤みが少し薄い代わりに、白っぽい色が強くなっています。 白く見えるのは、中耳に白い膿が溜まっているためです。
外傷性鼓膜穿孔
鼓膜が破れた直後は耳の痛みがありますがすぐに消えて軽い難聴と耳鳴りが残ります。 し かしほとんどが2∼4週間程度で自然に穴が閉鎖、治癒します。 ただ穴が大きい場合や、鼓 膜の穴から中耳に菌が入って中耳炎を起こすと、耳だれが続いて自然に閉鎖しない場合があ り、手術が必要となります。
鼓膜外傷(症例)
鼓膜だけが破れた場合、多くは、自然に塞がって治ります。 しかし、鼓膜の内側の骨である耳小骨(じしょうこつ)が障害を受けたり、中耳(ちゅうじ)の奥にある内耳(ないじ)にまで障害が及ぶと、難聴などの後遺症を残すこともあります。
耳が痛い その2
外耳道に巨大な圧力の変化が起こっても鼓膜が破れることがあります。 たとえば近くでガス爆発が起こったときなどは鼓膜穿孔と聴神経障害を同時に起こすことがあります。 それほどひどくない圧力変化、例えば平手打ちで耳をたたかれたり、逆に吸引圧を加えても鼓膜は破れることがあります。
Eテレ「きょうの健康」に世界初の鼓膜再生療法を開発した当院の金丸
穴が空いた鼓膜に対しては、従来は耳の後ろなどを切開して筋膜を採取し、鼓膜の代替として貼り付ける等の治療が主流でした。 しかしこの治療法は手術を伴い患者さんへの負担が大きい反面、「聞こえ」の改善効果は得られにくいというデメリットがありました。
鼓膜穿孔
鼓膜穿孔の原因は、中耳の感染症とけがです。 鼓膜に穴があくと耳に突然痛みが生じ、ときに耳からの出血、難聴、耳鳴りが起こることもあります。 医師は耳鏡を使って穿孔を観察することができます。 通常、鼓膜は自然に治りますが、ときには手術による修復が必要になることもあります。