蝸牛の働きは?
Thu, Sep 15, 2022 01:26 PM
Brittany耳の機能と構造
蝸牛とは“かたつむり”のことで、その形から名前が来ています。 蝸牛にはリンパ液が入っていて、耳小骨の振動でリンパ液が揺れ、その揺れを感覚細胞(有毛細胞)がとらえて電気信号に変え蝸牛神経に伝えます。 神経は電気で伝わります。 有毛細胞は蝸牛の内側に並んでいて、その場所によって担当する周波数(音の高さ)が違います。
難聴
外耳と中耳は音を伝える役割をしており、内耳は音を感じて脳に伝える役割をしています。 これらのどこか、あるいは大脳の聴覚中枢に障害が起こると、難聴を発症します。 難聴は、外耳と中耳の障害によって音がうまく伝わらない「伝音難聴」と、内耳や脳に問題があり、音をうまく感じ取れない「感音難聴」の2種類に分けられます。
耳の構造と聴こえの仕組み・難聴・耳鳴り
音が外耳道を通って入ってくると、この圧の変化に応じて鼓膜が振動します。 鼓膜には耳小骨が付着しているので、鼓膜の振動は耳小骨の振動となり、内耳へ伝えられます。 振動が耳小骨を伝わるあいだに音の圧変化が増強されます(中耳の音圧増強作用)。
耳鼻咽喉科・頭頚部外科
鼓膜形成術での鼓膜穿孔閉鎖は96耳中90耳(93.8%)で成功となっているが,鼓室形成術の行われた慢性化膿性中耳炎,外傷性鼓膜穿孔例などでは鼓膜穿孔閉鎖の成功は195耳中192耳(98.5%)であり,鼓膜穿孔の閉鎖という点からは鼓室形成術のほうが良いといえる。
連載《人体MAPS》 第5話「耳」
どうしてこんな形なのでしょう? これは、音を集めるはたらき( 集音 しゅうおん )をするのに 都合 つごう がよいため、このような形になっています。 すると、大きな耳介だとたくさん音を集められるけど、耳介が小さければ音をあまりひろうことができないかもしれないね。
人工内耳について
人工内耳は、手術で耳の奥などに埋め込む部分と、音をマイクで拾って耳内に埋め込んだ部分へ送る体外部とからなります。 体外部は耳掛け式補聴器に似た格好をしているものが主体ですが、近年、耳に掛けず後頭部に取り付けるコイル一体型の体外装置も製品化されています(図3)。
耳の症状:耳鼻咽喉科・頭頸部外科が扱う代表的な病気【症状から調べる】
「耳だれ」は耳から流れ出る液体、もしくは液体の出てくる状態のことで、耳漏(じろう)ともいいます。 「耳だれ」があると外耳道や中耳の病気の可能性があります。 発生する原因によって漿液(しょうえき)性、膿性、粘液性、粘膿性、水様性、血性などと性質が異なります。
鼓膜
鼓膜は両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類において見られる。 両生類は外耳を持たず、したがって鼓膜は体表に直接露出する。 現生の有羊膜類における鼓膜は外耳と中耳を隔てる薄い膜上の構造として存在するが、哺乳類と現生爬虫類・鳥類の進化的起源は異なり、両群において鼓膜は独立して獲得されたものであると考えられる。
耳の仕組み
外耳道のつきあたりにある鼓膜の向う側が中耳です。 中耳には空気の入った小部屋(中耳腔)があり、その奥に音を感じる内耳があります。
慢性中耳炎の原因と症状
慢性単純性中耳炎の原因 慢性中耳炎の多くは、しっかりと完治させなかった急性中耳炎が長期にわたって持続したり再発を繰り返したりして、中耳内の炎症が慢性化することで発症します。 それに加えて、副鼻腔炎や鼻炎など耳管の働きを低下させる何らかの病気の存在が慢性化を助長しているケースも少なくありません。
半規管とは
耳のいちばん奥にある内耳の一部を形成している三つの管状器官。 内耳には音を感ずる蝸牛,身体の平衡感覚に関係する前庭・三半規管がある。