花火の季節は?
Fri, Oct 07, 2022 04:24 PM
Darren花火
歳時記でも夏に入れているものが最近では多い。 しかし伝統的には花火は秋のものとされていた。 盂蘭盆の景物とされていたからである。 ところが新暦になり、お盆が夏の盛りのものと感じられるようになるとともに、納涼と強く結びつき、ますます夏のものとされるようになったのである。
花火俳句集
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)「知られざる日本の面影」より ”花火”は俳句では「夏」の季語です。 情景を深めている俳句は”季節の詩”ともいわれています。 多くの人が花火を季題として詠みこんできました。
江戸の伝統美 線香花火 七夕(たなばた)
線香花火が初めて歴史書に登場したのは1608年。 江戸前期の俳諧集「洛陽集」に、花火を香炉に立てて遊んでいる女性の様が詠まれており、香炉や火鉢に立てた花火の格好が仏壇に供えた線香に似ているところから「線香花火」の名前がついたと言われています。
第4回 花火の色のひみつ
花火師は炎色反応を示す薬品を組み合わせて、色とりどりの花火を作り出します。 例えば青緑色の花火を作りたければ銅を含んだ薬品を、赤紫色の花火であればカリウムを含んだ薬品を、火薬の中に混ぜます。 今年の夏に花火を見て元素のことが思い浮かんだら、そこは化学の入り口です。
意外に庶民的? 花火一発あたりのお値段
7号玉になると3万円~、10号玉(尺玉)で10万円~となるが、開花すると450mにもなる20号玉(2尺玉)となると80万円程度と一気に値段が跳ね上がる。
花火で青色を出すのが難しい理由とは?
こうして作られる花火の中で、スミス氏が一番難しいとしているのが青色の花火で、その理由のひとつが「夜空は真っ暗なように見えても実はまだかなり青いため」です。 これにより青い花火を夜空に打ち上げても、にじんで見えてしまうとのことです。
炎色反応
ガスバーナーの青い炎では、炭素とつりあいのとれた量の酸素が予め混合されているために、燃料ガスは速やかに酸素と反応します。 そのため、赤く輝く遊離した炭素ができず、青い炎に見えます。 ガスバーナーの空気の混合量が理想的な値より少なくなれば、ガスバーナーの炎も青い色を保てない部分が出てきます。
炎色反応の覚え方をマスターしよう!|中学生/理科
元素記号は他にもありますが、中学・高校で習う金属はこれだけ! では、炎色反応の覚え方です。 「リアカー・Li(赤) なき・Na((黄) K村・K(紫) 動力・Cu(緑) 借りるとう・Ca(橙) するもくれない・Sr(紅)、 馬力・Ba(黄緑) で行こう!」
亜鉛
亜鉛は空気中で燃焼して明るい青緑色の炎色を発しながら酸化亜鉛のフュームとなる。 亜鉛は酸および塩基と容易に反応し、極めて純度の高い亜鉛では室温において酸とのみ徐々に反応する。
線香花火づくりに大苦戦。新世代の女性シェフの #初体験ズ〈体験編1〉
佐々木:線香花火の原料は硝酸カリウム、硫黄、そして木炭の代わりに松煙と呼ばれるものを使います。 こちらは硝酸カリウムで、酸化剤で燃焼を促進させる役割があります。 こちらは硫黄の粉末です。 佐々木:硝酸と硫黄は無臭なのですが、3つ目の松煙は、匂いを嗅いでいただくと独特な匂いがすると思います。
花火の歴史
日本でのおもちゃ花火は、いつ頃から作られ売られたかはっきりとした記録はありませんが、万治2年(1659年)、大和の国(現・奈良県)から江戸へでてきた弥兵衛(初代鍵屋)が葦の管の中に火薬を入れた初歩的なおもちゃ花火を考案し売り出し、江戸庶民に爆発的な人気を得たと言われます。